どうも、中野です。
前回ポストした「【前編:ネタバレ有】新しい形のサイコパス「東京喰種」旧多がヤバい?」「【後編:ネタバレ有】新しい形のサイコパス「東京喰種」旧多がヤバい?」の前後編では、当初ただのモブだったくせに気付いたらラスボス説までまことしなやかに囁かれている、CCG捜査官にして「V」とCCGのパイプ役と目される旧多二福について思うことを書きなぐりました。
そんな旧多を始めとし、東京喰種の魅力のひとつにキャラクターの個性がありますが、今回は「re:」で最もイカした喰種の一人である「死堪」について書いてみようと思います。
月山復活編で、月山習の従者であった喰種「叶」がアオギリの樹の武闘派である故ヤモリ一派(現在はナキが率いている)メンバーに対してCCG内の半喰種チーム「クインクス班」の抹殺を依頼したエピソードで初登場。
初めて名前が出た時点で「要らん」と言われている。期待出来るキャラのようだ。
初登場前に既に評判が悪い
そしてクインクス班とヤモリ一派のバトルが激化する中、一人身を隠す才子(←可愛い)の前に前触れ無く現れる。衝撃的な初登場。
初登場の台詞は「ワォ👇」
明らかに正気ではない愉快な感じで才子に襲いかかる死堪。
合計10回くらい「もち」って言ってる
そして無印で行方不明になったはずの亜門上等捜査官(と思われる半喰種)に一瞬であっけなく敗北。
「はびょおおおおおお〜〜☠」の台詞が切ない。
「あびげっ!!」「あぶろばぁ…」といった名言がこの1ページで次々と生まれていく。
身体中に穴を空けられた上、兄貴分たちに「お前、勝手についてきやがったな」位の扱いを受けながら逃走する死堪。悲しい。
「おまっ…ついてきてたのかよ…」と明らかに迷惑そうな先輩諸氏
…こうして、これ以上無いくらい鮮やかな程のかませモブっぷりを見せ死堪の初登場シーンは幕を閉じる。
———-ここからは本誌派以外にはネタバレとなります、ご注意ください。———-
そしてここから作中で半年以上出番は無い。
そんな悲しい喰種、死堪だったが…!
時は経ち、劣勢に追い詰められたアオギリの樹のアジトである島に我らが鉢川准特等捜査官が潜入した際に再登場。
「チュッ☻」という効果音と共に鉢川の鼻を食いちぎる死堪。
そしてそのまま、元CCG捜査官にしてアオギリの樹で改造されてしまった滝澤(現在通称「オウル」←※「梟」であるあんていく芳村店長をベースに改造された故の名称と思われる※)と共にロックな戦闘シーンを繰り広げる。
そして鉢川を撃破。その存在感と強さを我ら読者に魅せつけた。
前回の登場時とは別人のようだ!強いぞ、死堪!キモいぞ、死堪!
と、ここまでで現時点の死堪の活躍を駆け足で紹介してみた。
—-例の如くここからネタバレ&考察です!—-
さて、そんな死堪ですが実はある既出キャラクターと同一人物なのではないかとファンの間で囁かれています。
その正体は…
http://tokyoghoul.bngames.net/vita/
PS VITAで発売された「東京喰種JAIL」の主人公である凛央であるという説がかなり濃厚なんです。
東京喰種初のコンシューマーゲームの主人公として、謎の凶悪な喰種「JAIL」の罪を被せられ、兄を救うために金木と共闘するリオがあのキモカワ死堪になってしまうなんて…。信じられない。
…と、いうわけでその根拠を並べてみましょう。
※考察は全て中野とネット民の推察と解釈と希望に過ぎません。公式設定は我らがそとなみ先生原作者である石田スイ先生及び出版社から発表・刊行されるのを待ちましょう!!※
根拠①
東京喰種〈JAIL〉のシナリオブックでカバーブックを外した裏表紙に死堪の姿が描かれている(中野感想:ほぼ決定打やん…)
根拠②
ノベルスのラストで凛央がコクリアから脱出した際、文章の中に「死」と「堪」という字が出てくる(中野感想:もう決まりやん…)
根拠③
更に最後、エト(高槻泉)っぽいやつが出てくる(中野感想:…うん。)
※とりあえずアマゾンへのリンクを貼っておきます※
…と、ネット民やファンの間では凛央=死堪でほぼ確定している。
確かに(※ここからはマジでゲームやってない、ネタバレ嫌いな奴は読むなよ!※)超凶悪な喰種であるJAILの正体が自分で、しかも助けに行こうとした兄貴がキジマ式のクインケ(皮肉にもキジマの命を断ち、旧多が松前を屠った例のチェーンソーがコレ)になってたら自棄にもなるとおもうんだけどね…。でも、あの美少年がアレかぁ…。