帰ってきた『爆転シュート ベイブレード』!!ネタバレあり

・『ベイブレード』とは

ベイブレードドラグーン V2(ビクトリー・ツー)

『ベイブレード』というのは1997年にタカラトミーから発売されているベーゴマがモチーフのホビーシリーズです。

第1世代である『爆転シュート ベイブレード』は「ビットチップ」「アタックリング」「ウェイトディスク」「ブレードベース」の4つのパーツを組み合わせて1つのコマにして戦わせると言ったシンプルながらも斬新なものでした。

この第1世代の『爆転シュート ベイブレード』という作品は一大ブームにまで発展し、おもちゃ販売店に行っても常に売り切れ状態が続く大ヒット商品へと上り詰めました。

ホビーだけでなく漫画家「青木たかお」による漫画『爆転シュート ベイブレード』が1997年から、同タイトルのアニメが2001年から公開されるなどのメディア展開も行われました。

2002年には一度終わりを告げたこの『爆転シュート ベイブレード』ですが、2008年には『メタルファイト ベイブレード』として復活します。

その後も終わっては復活、終わっては復活し、2016年現在では『ベイブレードバースト』が発売されています。

 

・漫画版『爆転シュート ベイブレード』について

ベイブレード―爆転SHOOT (13) (てんとう虫コミックス―てんとう虫コロコロコミックス)

ベイブレード―爆転SHOOT (13)

第1世代の『爆転シュート ベイブレード』の大ヒットを影で支えたのは、青木たかお原作の漫画版『爆転シュート ベイブレード』と言っても過言ではありません。

こちらの漫画は商品発売とほぼ同時に『コロコロコミック』にて連載された作品で、主人公「木ノ宮タカオ」がベイブレードを使ってライバルたちと戦っていくといった内容です。

舞台は日本だけではありません。ベイブレードの日本大会が終われば、日本代表として世界のベイブレード選手たちと戦っていくのです。

時には『コロコロコミック』にありがちな、現実離れしたハチャメチャなホビーバトルも行われますが、それがまた読者の子供達を燃え上がらせました。

この作品は『コロコロコミック』のメディアタイアップ漫画作品のなかでも1999年から2004年までと長期間連載されました。また『コロコロコミック』だけでなく『別冊コロコロコミック』では2001年から2004年まで外伝作品として『ベイブレード大地』が連載されました。

2004年には惜しまれつつも連載終了した本作。その後、作者の青木たかおは『ベイブレードシリーズ』に関わる事はありませんでした。

漫画作品としましては『爆転シュート ベイブレード』のあとに『コロコロコミック』でメディアタイアップ作品『爆封スラッシュ キズナ』を2004年から2005年まで、『別冊コロコロコミック』で『世にも奇妙な怪人Xゾーン』を2006年から2010年まで連載しています。

 

・『爆転シュート ベイブレード』が帰ってきた!!

爆転シュートベイブレード 伝説のベイブレード (My First Big SPECIAL)

爆転シュートベイブレード 伝説のベイブレード (My First Big SPECIAL)

そんな青木たかお原作の漫画版『爆転シュート ベイブレード』が帰ってきました。それが新作『爆転シュート ベイブレード ライジング』です。

この作品は『コロコロコミック』の大人版である『コロコロアニキ』の第6号に前編・第7号に後編が掲載されます。

もちろん内容は主人公の「木ノ宮タカオ」とお馴染みの仲間である「火渡カイ」「水原マックス」「コン・レイ」「教授」たちの物語です。そして彼らのパートナーである四聖獣ももちろん登場します。

前編はざっくり言いますと木ノ宮タカオのベイブレードである「ドラグーン」とレイのベイブレードである「ドライガー」のバトルです。日本でタカオと戦う為に日本の大会にわざわざやってきたレイとマックス。

しかしタカオは出場しませんでした。その原因は1年前のカイとのバトルにあります。ロンドンへ留学する事になったカイは、出発の日にタカオと最後のバトルをします。そのバトルでカイに負けたことが原因で大会に姿を表さなかったタカオ。

タカオのベイブレードへの情熱をたしかめる為にレイ達がタカオの家へ向かうとそこには…岩を相手に猛特訓をするタカオの姿が!!実はタカオが大会に出なかった理由というのは猛特訓をしていたからなのでした。タカオが情熱を失っていない事に安堵したレイ達。そしてタカオはレイにベイバトルを挑みます。

 

・もちろんホビーも復活!!

コロコロアニキ(6) 2016年 08 月号 [雑誌]: コロコロコミック 増刊

コロコロアニキ(6) 2016年 08 月号 [雑誌]: コロコロコミック 増刊 

前編後編の2回だけですが漫画が復活したなら、そりゃホビーだって復活します。しかも昔のベイブレードを知っている方なら嬉しい仕様となってます。なんと見た目は昔売っていたベイブレードとほぼ同じなんです!!

昔のベイブレードをそのまま量産して販売するわけではありません。見た目は昔のデザイン、中身は今のシステムという所がポイントなんです!!

現在の『ベイブレードバースト』ではバトルの際に大きなダメージを受けると、そのベイブレードがバラバラになるという作りになっています。ですから今回発売される昔のベイブレードも大ダメージを受けるともちろんバラバラになります。

つまり同じ土俵の上で戦えるという事なのです!!

レイの『ドライガーS・H・F』は『ランダムブースターVol.4』に収録、カイの『ドランザーS・S・T』は10月にwbbaストア限定で発売、マックスの『ドラシェルS・C・P』は『ランダムブースターVol.5』に収録されています。

そして気になる主人公タカオの『ドラグーン』はまだ情報が解禁されていません。しかし『ドラグーンSバーストver アニキ限定カラー』は『コロコロアニキ 第7号』の応募者全員サービスで買う事が出来ます。このベイブレードの応募者全員サービスというのも懐かしい響きですね!!


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どうも、ねこぶたです! 漫画やアニメの記事をメインに書いていきたいと思います。 好きな漫画は「ONE PIECE」「ボボボーボ・ボーボボ」「シャーマンキング」などなど挙げたらキリがないです。

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