映画ガチ勢の私が新海監督の新作『君の名は。』を語る。

初めまして!

Article coneQtで記事を書かせていただくことになりました。 暑さに弱く、寒さに弱い、人類最弱の圭人と申します。
最近は腰痛に悩まされていて、夜も寝れません。(ぐっすり寝ています)
性格はフランクなのですが(自分で言うな)、文字を書かせるとわりと固い感じかもしれません。
え、固いの!?と思われるかもしれませんが、本人はそんなに考えずに電車の中でHARIBOを頬張りながら食べているので、そんなに構えず安心してください!
寝る前にちょこっと読んでくれたら嬉しいです。

 

さて。

最近とても暑いですね。もう既に夏。SUMMERですよ、おひサマー… 黙りますね。
そうですみなさん!夏です! 夏といえば!花火!コミケ!風鈴!コミケ!縁側!etc…
しかーし!それよりもなによりも大事なのは、「夏のアニメ映画」です。
夏休みに公開される長編アニメ映画。「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」、そして2015年の日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した「バケモノの子」などなど、皆様知っているタイトルも多いと思います。
そして今年!2016年!近年は細田守監督が独占していたその枠で、なんと新海誠監督『君の名は。』が登場します!
あろうことかこの私、新海誠監督の(超)大ファン。 今回はそんな夏に公開される『君の名は。』の魅力を、自称映画ガチ勢の私が(わりと真面目に!)語らせていただきます。

 

君の名は

・新海誠監督について

そもそも、「新海誠監督って誰やねん」て方も多いと思います。 日本はアメリカほど監督を推して映画を宣伝しないので、仕方ないかもしれませんが(最近のアニメ映画業界だと、日本でもわりと監督売りされてる)、ここ数年かなり国内外問わず注目を浴びているアニメーション監督です。 (公式HP:http://shinkaimakoto.jp/)

 

新海誠

 

2002年に公開された完全自主制作映画「ほしのこえ」で第1回新世紀東京国際アニメフェア21(現・東京国際アニメフェア)公募部門で優秀賞に輝くと、他にも多数の賞を受賞。
驚くべきは「完全」自主制作映画というところ。なんと、音楽以外のすべてを新海監督一人で作っているのです。

どれだけすごいかっていうと、

 

監督:新海誠

編集:新海誠

絵コンテ:新海誠

演出:新海誠

作画:新海誠

原画:新海誠

美術:新海誠

CG:新海誠

音楽:天門

声:新海誠

etc…

 

とまぁエンドロールがこんな感じ。
私がこの作品を見たのは中学生の頃だったのですが、正直「頭おかしい」というのが感想でした。
一人で作っているとは思えないクオリティ。DVD版だと声は声優さんに変わっていますが、こ、これを一人で作ってたの!?と目を疑いました。
そんな新海監督がさらに名を馳せるきっかけになったのが「秒速5センチメートル」。 鬱映画と名高いこの映画を名前だけでもご存知の方は少なくないと思います。小学校の頃の甘酸っぱい初恋に感情を全部奪われてしまったような少年の物語なのですが、ここでは割愛しますね。いつか他の作品と一緒にこの話もできたらいいなと思っています。

 

秒速5

・新海誠監督の魅力について

では、そんな鬼才・新海監督の魅力は美しい背景美術登場人物の機敏な心の動きの表現にあります。

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まるで写真のような背景美術。新海監督の最大の特徴と言っても過言ではありません。監督自らロケハンをするらしく、1眼レフ片手に練り歩き、1万枚以上の写真を撮るそうです。ちなみに新海監督の作日の多くは新宿や岩舟、鹿児島など日本各地を舞台にしています。しかし、現実のものと比べても何ら遜色ない背景美術は国外でも高い評価を得ています。
また、登場人物の心の動き。これは私の好きな部分でもあるのですが、本当に人物の微細な心情を掴み取るがお上手なんです。いやまぁ、ストーリーを描いているのが新海監督なので当たり前なんですが、その表現の仕方がまたお美しいんです。2013年に公開された「言の葉の庭」では、再び歩く練習をする雪野の揺れ動く心情をファンデーションで表現しました(個人的なおすすめシーンです)。実際の映像はご自分の目で… ぜひ興味を持った方は一度監督の作品を見てみてください。正直、度肝抜かれます。笑

・新作『君の名は。』

引っ張りすぎましたが、本来今回話したいのはここなんです(笑)
さて、そんな期待大の新作映画『君の名は。』(公式HP:http://www.kiminona.com/)

「まだあったことのない君を、探している」というキャッチコピーを提げて、この夏を駆け抜けます。
その気になるストーリーは遠くの街に住む二人の高校生を中心に展開していきます。 田舎町に暮らす女子高生の三葉。田舎町特有の風潮が気になるのか、その反動で都会への憧れを常々持ち続けています。一方でもう一人の主人公となる瀧。都内に住む男子高校生。田舎に憧れを抱いているわけではないのですが、ある日奇妙な夢をみます。その夢の中で、瀧は女子高生になっていて、一方三葉も自分が男子高生になっていることに気づきます。まだ見ぬ君を、なぜか知っている。そんな感覚に支配されながら、物語は動き出します。

とまぁこんな感じで気になるように終わらせてみました。

実は、話題になるのは何も新海監督の作品だからだけではありません。 驚くべきはその声優と主題歌。
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主人公三葉を演じるのは上白石萌音さん。そして、瀧を演じるのは、なんと神木隆之介さん。
これまで、入野自由さんや井上和彦さん、花澤香菜さんなど声優を起用することの多かった新海監督ですが、今回は、上白石さん神木さんといった実力派俳優を起用しました。これが作品にどう影響するのかも楽しみです。
さらに、主題歌を歌うのは独自の世界観で多くのファンを魅了するRADWIMPS。しかも、主題歌だけでなく、劇中の音楽を担当することも発表されました。監督がもともと大ファンで実現したこのコラボ。ちなみにそんなRADWIMPS歌う「前前前世」を起用したPVも既に公開されています。


疾走感溢れてたまりません!

気になる公開日は8/26(金)!

そしてその前の7/7(木)に生中継付きの舞台挨拶・完全披露試写会が開催されます。 18:30開演で、登壇者は主人公を務める上白石さんと神木さん。そしてもちろん新海監督。
公式サイトから完全披露試写会の観覧に応募ができますので、ご興味のある方は6/23までにポチッとしましょう!(もちろん私はポチッとしました。)

新海監督の魅力である背景技術の高さも既にポスターのみで感じ取れますよね!
キーワードは「空」「雲」「髪の毛」です。微細なもの・感情の動きにぜひ敏感になってください!
みなさんも今年の夏は『君の名は。』を見て、日本のアニメの凄さ、新海監督の凄さを実感しましょう!


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ハロー・ハロー!きょうも元気におたくしてます!

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