地球の裏側に住みながらも日本で生きています、ドイツ人のヤスミンです。
ドイツの短い夏で最も暑いイベント、AnimagiC。
目玉枠であった「ソードアート・オンライン」については7月30日‐31日の土・日曜日と2回、一時間ほどの関係者トークが開催された。
招待されたのは伊藤智彦監督、そして柏田真一郎プロデューサーのお二方。もちろん、2017年1月に上映される 「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」についても赤裸々に語ってくれました!
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-
ドイツの感想はいかがですか?
伊藤 アットホームな感じでとても快適です。
柏田 海外へ招待していただいて、身が引き締まる思いです。もっといい作品を作ろうと思います。
伊藤さん、今までの作品は色んな方向性がありましたが、どのように依頼が来るのですか?
伊藤 銀の匙、僕だけがいない街、そしてソードアート・オンライン。基本的にはオファーが来ます。僕だけがいない街では、自分からやろうと思いました。SAOの場合は、アニプレックスの岩上さんからオファーをいただきました。
今までの作品との共通点
伊藤 僕だけがいない街とソードアート・オンラインの共通点は、男が命がけで女を助けるというとこ。個人的にこのような転回が好きという訳ではありませんよ。実は弱いのが強くなるのが好きです。劇場版ではVRではなくARなので、慣れてなくて弱いキリトが出てて好きです。
誰もが気になるこの質問。そもそも、どうして次期ではなく、劇場版としてSAOの続編を作ったのでしょうか?
柏田 ぶっちゃけ言いますと、まだ終わってないからです(笑)。ひとまず劇場版を作ろう、となりました。冗談なしで言いますと、アニメから4年がたって、オリジナルを作りたいと思い、劇場版を作りました。こちらなら伊藤さんも乗ってくれたので。
劇場版の内容については?
伊藤 ARって皆さんわかりますよね?ポケモンGOも皆さんやってますよね?それを東京で、しかもキリトが・・・どうしてキリトが東京でVRじゃなくてARなのかは、見てからのお楽しみです。
グローバルプロジェクトについて
柏田 アニプレックスの海外部が世界規模でやりたいと言い出したんですよ。そこで各国のライセンサーと相談して、衣装を提案してもらいました。8、9カ国ぐらいと一緒にやっています。ドイツのライセンサーさんはPeppermintさんで、バイエルン州にいるんですね。それでバイエルン州の民族衣装「Dirndl」(ディアンドル)になりました。
今後への期待
柏田 絶対成功する作品だけではなくて、新しいこともやっていきたいです。
Peppermintさん 日本の映画ですが、ドイツの少ない映画館だけで上映するのではなく、ドイツをSAOで埋め尽くしたいです!
SAOの勢いは止まりそうにありません!