みなさんはじめまして!天照ひかると申します。
この度Article coneQtさんで記事を書かせて頂くことになりました。
普段は東北の片隅でコソコソとレイヤー活動をしたりしなかったりしています。
こちらには素晴らしいライターさんが沢山いらっしゃいますので、
私は主におふざけ担当として、役に立たない面白記事を書いていきたいと思います(コラ
みなさんもどうぞ、ヒマつぶし程度の軽い気持ちで読んでやって下さい。
それでは今回の本題に参ります。
~ヲタ卒について本気出して考えてみた~
私は昨年の秋にめでたく三十路に突入しました。
中川翔子(通称しょこたん)風に言うならLV30です。
しかし、ゲームの世界ではレベルは上がれば上がるほど良いものですが、
我々が暮らす三次元の現実世界ではそうはいきません。
30歳を過ぎた独身女は売れ残ったクリスマスケーキのようなもの。
同期は寿退社、地元の友人は既に2人の子持ち。
親にはいつ相手を連れてくるのかとせっつかれ、
親戚が集まれば望んでもいない見合い話に花が咲きまくり。
こんな悲しい状況を打破するためには!
ズバリ!
ヲタ卒するしかないと思うのです。
ヲタ卒、つまりヲタクを卒業するということですが。
これについて論じる前に、まずは自分のヲタク歴を軽く振り返りたいと思います。
~きっかけはグリリバだった~
小学校5年生のときに見たアニメ『スラムダンク』です。
クラスのほとんどの女子がそうだったように流川楓(CV:緑川光)にハマり、
それをきっかけに声優さんの存在を意識するようになりました。
ネットで緑川さんの出演作品を調べ、人生初のアニメイトでドラマCDを購入。
それがたまたまBL作品だったというのが不運の始まりだったのです……。
素質もあったのでしょう、中学校に入る頃には私は立派な腐女子になっていました。
毎月のようにアニメイトに通っては大量のBL本を買い込み、
家に引きこもってはそれをニヤニヤしながら読み耽る日々。
高校時代には声優繋がりで乙女ゲームにも手を出し、
現実の恋愛そっちのけで二次元のキャラクターに夢中でした。
大学入学のために上京するとノーマルな友人も増え、
メイクや服装等で外見上は脱ヲタに成功したかと思われました。
―が、たまたま学園祭でコスプレをしよう!という企画があり、
それがきっかけで今度はコスプレにハマってしまうという。
毎週のようにイベントに出かけ、隣県まで遠征することもありました。
~まぁ、ある意味アクティブにはなったといいますか、
引きこもり型ヲタクから進化したと言えなくもないですが……。
こうしてヲタク人生を着々と歩んできた私ですが、
一度だけ良い感じにヲタ卒出来そうなタイミングがありました。
~就職を機に脱ヲタを企むもあえなく失敗~
卒業を機に地元に帰って就職をすることになっていた私は、
引っ越しのために全ての漫画やDVD、衣装を売ってしまっていました。
荷物になるのもそうですが、何よりいつまでもヲタクをやっていられない、と。
普通の仕事をして、休日は有機野菜が売りのお洒落カフェで女子会とかして、
飲み会で知り合った男と2年くらい付き合ってから結婚するんだ!と、
大人の階段を上ることを決意し、清々しい気持ちで地元に戻ったわけです。
しかし、何社も面接を受けようやく決まった就職先、
これがまさかの書店のコミック売り場(BL担当)という。
神に誓って言いますが、これは狙ってやったことではありません。
売り場は面接や入社後の研修を見て上司が決めたことであって、
私自身「BLが好きです」とアピールしたわけではないんです。
むしろ、必死で私ヲタクじゃないですオーラを出していたのに……。
~そんなこんなで現在に至る~
腐女子が書店のBL担当になったらどうなるか。
……そうですね。ますますヲタクを拗らせるに決まっています。
ここでようやく冒頭の『ヲタ卒について本気出して考えてみた』に辿りつくわけですが。
まず問題なのは、一度ヲタ卒に失敗しているという事実です。
個人的なデータ(偏見)によると、出戻りヲタほど厄介なものはありません。
一度ヲタクな生活から離れている分、リバウンドのように煩悩が溢れ出します。
私も引っ越しで捨てた大量の漫画やDVDを取り返すかのように、
色んなジャンルにハマっては大人買い、を繰り返して現在に至ります。
どうやったらヲタ卒が出来るのか?
むしろヲタ卒しない方が幸せなんじゃないか?
そんな風に自問自答を繰り返す毎日です。
~ヲタ卒について本気出して考えてみた結果~
自分のヲタク人生を振り返ることになりましたが、
結果的に卒業はかなり難しそうだな……ということで。
Vol.2(時期未定)では『そもそもヲタクってどこからなの?』
『本当にヲタ卒しないと幸せになれないのか?』を考えてみたいと思います。
いや、反響があれば、ですけどね(笑)