先週、巷で噂になった「殺陣稽古中に模造刀が腹に刺さり演者が死亡」してしまった事件。
コスプレパフォーマーとしては見過ごせない話題が突如降って湧きました。
殺陣の稽古中、腹に模造刀刺さり男性死亡 東京の劇団(朝日新聞DIGITAL)
昨今、コスプレをするだけではなく、コスプレをしてパフォーマンスをする方々も少なくなくなってきたどころか、年々増えてるのが現状。かく言う私もそのパフォーマーの一人。実際に木刀を使用してステージに立った事もあります。
特に、某刀作品の爆発的人気の影響もあってか、殺陣パフォーマンスは以前に比べ増えましたが、一方で安易に刀を振り回してしまっているのも事実。
「棒切れ」でだって人を傷つける事はできますし、「模造刀」のような刀身に重量がある物では簡単に人の命を奪うことができてしまいます。
またパフォーマーに限らず、コスプレイヤーさんが動きのあるお写真の為に日本刀などの模造刀は元より西洋剣等を振り回すこともしばしばみられます。
本来、刀稽古は専門家の指導の元、行わなければいけません。最低限経験者の方立会いが必要なのです。
パフォーマンスとしての刀を振り回すには、相手に当てないことが原則。
以下に安全に演技をするかが重要です。
あまりよく知られていないですが、実際に殺陣稽古などで使う「刀」と「模造刀」はちょっと違います。木刀にも実際の木刀と稽古用の木刀があります。
『殺陣の稽古中、役者さんが誤って転んで模造刀を腹に刺し、病院に搬送されたが死亡した』事故について殺陣師から。僕も自主映画の小道具にアルミ刀使ってたので「もしあの時事故が起きていたら」と肝を冷やした / “先日の事故|小松雅樹の武…” https://t.co/yS1WbZk4gX
— cinefuk (@cinefuk) February 17, 2016
是非刀関係をお持ちのコスプレイヤーさん、パフォーマーさん、はたまたこれから用意しようとされてる方々には、もう一度安全管理について見直していただきたいと思います。
TAROもまだまだ勉強中の身、あまり安易な事が書けませんのでこの記事に関しましてはこの辺で締めさせて頂こうと思います。