第1巻発売「ハイパーダッシュ!四駆郎」特集!!ネタバレ有

どうも、ねこぶたです!!

今回は2016年8月12日に第1巻を出したばかりの『ハイパーダッシュ!四駆郎』について見ていきたいと思います。

 

まず『ダッシュ!四駆郎』って何?

ダッシュ!四駆郎 第1巻 (てんとう虫コミックス)

 

『ダッシュ!四駆郎』は漫画家「徳田ザウルス」による「ミニ四駆」をテーマにした漫画です。

 

今の若い方にとって「ミニ四駆」と言えば『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』かも知れませんが、『ダッシュ!四駆郎』は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』よりも前に『月刊コロコロコミック』で連載された作品です。

 

あらすじは主人公の少年「日ノ丸 四駆郎」が自分のミニ四駆「ダッシュ1号」と共にミニ四駆バトルを繰り広げていくというもの。

 

ミニ四駆をテーマにした作品の中では最も古い作品で、連載期間はなんと1987年から1992年で全14巻です。

当時は大人気作品でTVアニメ化もされています。

 

 

続編『ハイパーダッシュ!四駆郎』とは

コロコロアニキ 2号 [雑誌]

 

『ダッシュ!四駆郎』の続編、それが『ハイパーダッシュ!四駆郎』です。

 

『ハイパーダッシュ!四駆郎』は2015年3月14日に発売された『コロコロアニキ』第2号から連載されている漫画家「武井宏之」の作品です。

 

2016年8月12日には第1巻が発売されました。

限定版にはなんとハイパードレスアップステッカーがついています。

 

 

『ハイパーダッシュ!四駆郎』のあらすじ

ハイパーダッシュ!四駆郎 1 (てんとう虫コミックススペシャル)

 

続編『ハイパーダッシュ!四駆郎』は主人公の四駆郎が街へと帰ってくるところから始まります。

四駆郎が所属しているミニ四駆集団「ダッシュ軍団(ウォリアーズ)」は四駆郎がいなくなった為、バラバラになっていました。

 

バラバラになってはいるもののダッシュ軍団のみんなはそれぞれがミニ四駆の未来について考え、行動していたのです。

 

しかしダッシュ軍団の一人「南新駆郎」、彼はミニ四駆を使い人を支配していたのでした。スピードに取り憑かれた新駆郎、そんな彼がもたらすものは殺伐としたミニ四駆界の未来。

 

明るい未来を取り戻す為に、四駆郎以外のダッシュ軍団は再び集まり新駆郎の前に現れます。不穏な空気が流れる場、そこに光が差しました。

 

亡くなったと思われた四駆郎が笑顔でやってきたのです。

 

久しぶりに全員でミニ四駆をするダッシュ軍団!!

四駆郎に敗れた新駆郎の目には再び光が戻ったのでした。

 

 

平和がやっと戻ったと思った矢先、新たな敵が現れました。

彼らの名は「ダークドミニオン」

ミニ四駆界、そしてダッシュ軍団に迫る新たな危機なのです。

 

 

 

 

 

 

 

『ハイパーダッシュ!四駆郎』が生まれた経緯

タミヤ 1/32 ミニ四駆PRO No.30 シューティングスター (MSシャーシ) 18630

2014年7月に漫画家「武井宏之」先生の元に『コロコロアニキ』から新連載のオファーが来ました。

 

『コロコロアニキ』ではミニ四駆漫画『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の続編が連載されると聞かされた武井宏之先生。彼もミニ四駆漫画は『コロコロコミック』で読んでいましたが、彼の世代は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』ではなく『ダッシュ四駆郎』でした

 

とくに『ダッシュ!四駆郎』には人一倍思い入れのある武井宏之。

なんと彼が中学三年生の頃にデザインしたミニ四駆は「ミニ四駆コンテスト」で入選。作者の徳田ザウルス先生から直接電話をもらうというサプライズイベントも。

 

その後、武井宏之先生のデザインしたミニ四駆は徳田ザウルス先生がブラッシュアップし、「ダッシュ3号流星(シューティングスター)」としてデビュー。

ダッシュ3号流星はダッシュ軍団の一人である南新駆郎の愛機として、漫画やアニメでも大活躍したのでした。

 

数年後、漫画家としてプロデビューした武井宏之先生。

いつか徳田ザウルス先生に会えたら・・・と思っていたもののその願いは叶いませんでした。

 

徳田ザウルス先生は2006年の3月23日に47歳という若さで亡くなられたのでした。

 

そんな徳田ザウルス先生の意思を引き継ぎ、武井宏之先生は新たな四駆郎の物語『ハイパーダッシュ!四駆郎』を描くことになったのでした。

 

 

 

見所はなんと言っても武井宏之のメカデザイン!!?

シャーマンキング 完全版 25 (25) (ジャンプコミックス)

武井宏之先生の魅力と言えばなんと言ってもカッコイイメカデザインでしょう!!

 

そのデザインセンスは初連載作品『仏ゾーン』から発揮されていました。

仏具にメカデザインを取り入れた『仏ゾーン』はなんとも画期的で、多くの読者を「仏かっこいいーー!!」と魅了しました。

 

また2作目の『シャーマンキング』の長期連載ではそのメカデザインは洗練されていき、作中に登場する組織「X-LAWS(エックス・ロウズ)」の持ち霊であるメカ的な天使達は素晴らしいデザインでした。

 

その後、アメコミの大御所「スタン・リー」が原作を担当した『機巧童子ULTIMO』ではロボットとロボットの戦いを描きました(少し違いますが・・・)。そのロボットデザインはもう「武井宏之よ、ここまで来たかーー!?」というようなスタイリッシュなデザインでした。

 

そして『ハイパーダッシュ!四駆郎』。

本作では武井宏之先生のやる気も半端なく、自身のツイッターでもカッコイイミニ四駆のイラストをよく載せています。

今後もカッコイイデザインに期待ですね!!


  • LINEで送る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでarticle_coneQtをフォローしよう!

この記事のライター

アバター

どうも、ねこぶたです! 漫画やアニメの記事をメインに書いていきたいと思います。 好きな漫画は「ONE PIECE」「ボボボーボ・ボーボボ」「シャーマンキング」などなど挙げたらキリがないです。

ユーザーtwitterリンク

スポンサー広告記事

関連記事